信号無視の点数はどれくらい?信号無視の定義や罰金についても
交通違反の中でも多い、信号無視の点数や点滅信号も信号無視になるのか、詳しく解説します。信号無視の罰金の支払い方法も紹介します。車同士の衝突など事故につながる恐れのある信号無視の点数や、罰金も一覧でまとめているので、参考にしてください。
信号無視の点数や反則金について解説
信号を無視すると、車や歩行者、自転車と衝突し、大きな事故につながることがあります。信号無視を交通違反として認識している人は多いですが、信号無視による事故が多発しています。
本記事では、信号無視の点数や反則金について解説します。反則金の支払い方法についてもまとめているので、参考にしてください。
信号無視の定義とは?
信号の種類と信号無視の定義
歩行者や車は、道路交通法により信号機の信号に従うことが義務づけられています。信号は、安全に歩行者や車が走行できるように公安委員会が設置しています。
信号機の色は、赤と青、黄色の3色です。信号機には、見やすい色が採用されており、日本だけでなく海外でも赤と青、黄色が使われています。それぞれの色には意味があるため、注意が必要です。
青信号は進む、赤信号は停止位置を超えて進んではいけないという意味を持っています。黄色は、停止位置に接近しており、安全に停車できない場合を除き、進行してはいけません。
点滅信号も信号無視になる
点滅信号も信号無視の対象になります。赤色の点滅信号の場合は、停止位置で一時停止する必要があります。
黄色の点滅信号の場合は、他の交通に注意して進行しなければなりません。黄色の点滅信号には、一時停止の義務はありませんが、見通しの悪い場所では一時停止し、安全に交差点に進入してください。
信号無視の違反点数と罰金
信号無視の点数と罰金一覧
車の種類 | 違反点数 | 罰金 |
---|---|---|
原付 | 2点 | 6,000円 5,000円(点滅信号) |
小型特殊自動車 | 2点 | 6,000円 5,000円(点滅信号) |
二輪車 | 2点 | 7,000円 6,000円(点滅信号) |
普通車 | 2点 | 9,000円 7,000円(点滅信号) |
大型車 | 2点 | 12,000円 9,000円(点滅信号) |
信号の点滅にかかわらず、罰金は異なりますが、違反点数はどちらも2点です。赤色の点滅信号を無視した場合も、交通違反の取り締まりの対象となります。また、黄色の点滅信号も、周囲の車に気を付けて走行してください。
信号無視は青切符
青切符は赤切符よりも軽微な違反や事故の際に切られる切符です。青切符を切られた場合に予定されているのは、点数の加算と反則金の納付です。対象となる違反は多く、時速30km未満の速度超過や、信号無視、携帯電話の使用や車両の定員オーバーなどが青切符に当たり、点数でいえば一発で行政処分を受けることがない5点未満の違反です。
重度の交通違反に対しては、赤切符が切られます。無免許運転や酒気帯び運転など、6点以上の交通違反が対象です。違反を認めていない場合は、裁判に発展する可能性も出てきます。
反則金が定められておらず、点数だけの違反の場合は、白切符が切られます。シートベルトやチャイルドシートを装着していないなど、軽微な違反が対象です。
罰金の支払い方
信号無視などの軽微な交通違反の場合、罰金の納付と行政処分のみで処理されます。警察から交通反則告知書を受けた場合、郵便局や銀行で反則金を納付しなければなりません。
また、告知を受けた翌日から起算して7日以内に納付する必要があります。定められた反則金を期間内に納付することで、行政手続きが完了します。
信号無視で点数を加算されないように安全運転をしよう
交通違反の中では軽微な違反として処理される信号無視ですが、信号無視をすると、人身事故や物損事故につながります。また、点滅信号も交通違反の対象となるため、注意が必要です。信号無視で点数を加算されないように、安全運転を心がけましょう。
この記事のライター
M.U
システムエンジニアの経験もあり、パソコンやプログラミングも興味がある、主婦ライターです。 休日は子どもとお出かけをしたり、料理や工作をして楽しんでいます。 さまざまな知識をいかして、多くの情報を発信していきます!
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