パンク修理の値段はどのくらい?修理が必要なケースや注意点についても
パンク修理の値段の相場や、車のタイヤ交換に必要な値段について解説します。タイヤのパンク修理が必要なケースや時間もまとめています。パンク修理ができる場所や、タイヤのパンク修理をする際の注意点も紹介しているため、参考にしてください。
目次
パンク修理の値段や修理にかかる時間を解説!
車がパンクしてしまった際、どのように対応すればよいか、わからないという人も少なくありません。本記事では、パンク修理の値段の相場や、修理が必要なケースをまとめています。修理が依頼できる場所も紹介しているため、参考にしてください。
パンク修理にかかる値段と期間の相場
タイヤがパンクしたらどうすればいい?
車のタイヤがパンクした場合は、ディーラーや専門店でパンク修理をする必要があります。最近のタイヤは、すぐに空気が抜けることはありません。しかし、パンク修理をしないまま走行を続けると、車体が安定せずに交通事故に繋がります。
パンク修理にかかる値段
タイヤのパンク修理にかかる値段は、依頼する業者によって異なります。パンク修理の値段の相場は、約1,500円~2,000円です。また、値段は修理するタイヤの大きさによっても、異なります。
ディーラーやタイヤ専門店、カー用品店では、タイヤの傷の大きさや内部修理の有無を判断して、値段を決定します。
パンク修理に必要な期間
タイヤの外面の修理に必要な時間は、タイヤ1本あたり約20分前後です。複数の箇所がパンクしている場合は、さらに時間がかかります。傷が大きく、タイヤの内部まで修理する必要がある場合は、30分~60分ほどの時間が必要です。
傷の大きさやパンク箇所によって、修理に必要な時間が異なります。急ぎの場合は、依頼する業者に所要時間の確認をとっておきましょう。
パンク修理が必要なケース
ケース①タイヤから異音がする場合
タイヤから異音がする場合、パンクしている可能性があります。タイヤがパンクすると、タイヤの空気が抜けてホイールが地面と直接ぶつかり、異音が発生します。運転している最中に、異音がしたときはタイヤのパンクを疑いましょう。
ケース②地面からの振動が強い場合
車のタイヤは、安全に道路を走行するために、衝撃を緩和させるクッションのような働きをしています。タイヤがパンクすると、地面からの衝撃を直接受けるため、普段よりも振動が強くなります。
前方から振動を感じた場合は前輪のパンク、後方から振動を感じた場合は後輪のパンクを疑いましょう。
ケース③ハンドルが取られる場合
車のタイヤは1つでもパンクすると、車がバランスを崩してしまう恐れがあります。車のバランスが崩れると、ハンドルが取られてしまい、普段通りの運転ができません。
真っ直ぐ走行することが困難になり、ハンドルが重く感じる人も多いでしょう。また、ハンドルを多く回さなければ、曲がり切れない場合は、タイヤがパンクしている可能性が出てきます。
ケース④タイヤに異物が刺さっている場合
ガラスや釘が刺さることが原因で、タイヤがパンクするケースも多いです。最近のタイヤは、ガラスの破片や釘が刺さっても、すぐに空気が抜けない構造になっています。そのため、気づかずに走行を続ける人も、少なくありません。
異物が刺さったまま走行すると、タイヤの空気が抜けてしまいます。タイヤに異物が刺さっていることに気づいた場合は、なるべく早くパンク修理を行いましょう。
ケース⑤タイヤが変形している場合
縁石とタイヤが衝突した場合、タイヤの内部のワイヤーが切れて膨らみ、変形してしまうことがあります。ワイヤーが切れたまま放置すると、タイヤがパンクしてしまうため、注意が必要です。
また、空気圧が下がっているタイヤは、タイヤの一部がへこんでしまいます。パンク直後は、タイヤの空気が抜けていないため、他のタイヤと見比べる必要があります。
パンク修理ができる場所
修理ができる場所①ガソリンスタンド
パンク修理は、普段給油で使用するガソリンスタンドでも依頼できます。ガソリンスタンドでの修理の相場は、1,500円前後で比較的安価で修理可能です。
しかし、基本的に車をガソリンスタンドまで、持ち込む必要があります。パンクしていて走行できない場合は、レッカーを手配しなければなりません。そのため、別途にレッカー費用が必要になります。
修理ができる場所②ディーラー
素早くパンク修理を行いたい場合は、ディーラーに依頼しましょう。ディーラーに依頼するメリットは、手厚いサービスが受けられる点です。ディーラーは出張での修理も行っているため、レッカーの手配などの手間が省けます。
パンク修理の値段の相場は2,000円ほどです。専門性の高いスタッフが対応してくれるため、安心して依頼できます。
修理ができる場所③車用品店
車用品店やタイヤ専門店でも、パンク修理を受け付けています。依頼する車用品店によって値段は異なりますが、相場は1,500円前後です。車用品店は店舗数も多いため、すぐに利用できるというメリットがあります。
また、車用品店やタイヤ専門店は、タイヤ交換やメンテナンスを行うスペースを、併設していることが多いです。そのため、素早く対応してくれることがあります。パンク修理をしている間に、カー用品を見るなどして過ごせる点も、メリットのひとつです。
修理ができる場所④JAFなどのロードサービス
JAFなどのロードサービスに、パンク修理を依頼することも可能です。JAFの会員であれば、タイヤのパンク修理を無料で依頼できます。JAFでは、夜間や一般道でパンクした場合も、タイヤ1本であれば無料で交換してくれます。
JAFの会員でない場合は、タイヤの交換費用として13,330円が必要です。JAF会員の人は、積極的にJAFの無料サービスを利用しましょう。
パンク修理は自分でもできる
タイヤのパンク修理は、パンク修理キットなどを利用して、自分で修理することも可能です。パンク修理の作業自体は簡単ですが、初めて修理する場合はうまくできないこともあります。
また、パンク修理キットは、応急処置として使用されることがほとんどです。そのため、自分でパンク修理をした場合も、ディーラーや車用品店で適切な修理を受ける必要があります。
パンク修理する際の注意点
注意点①パンク修理は保険対象外になる
多くの場合、パンク修理は保険適用外となります。しかし、交通事故で自動車が破損し、同時にパンクした場合は、補償対象になる可能性があります。
事故や災害がなく、通常走行時にパンクした場合は、任意保険に加入していても保険適用外になるため、注意が必要です。
タイヤは消耗品のため、パンク修理代および「タイヤのみの損害」は自動車保険の補償対象外とされているケースがほとんどです。ただし、事故などによって車体も損傷を受けた場合はパンク修理代が補償されることがあるので、加入している自動車保険の内容を確認しましょう。
注意点②パンク修理したタイヤで高速道の走行は控える
パンク修理をしたタイヤで、高速道を走行するのは控えましょう。空気圧の低いタイヤで高速道を走行すると、タイヤの表面が歪んで熱を持つケースがあります。熱をもったタイヤは、補強材が損傷し、タイヤの破裂につながります。
タイヤが破裂するとハンドルが取られてしまい、運転が困難になるため危険です。タイヤの破損が原因で、新たな交通事故につながる可能性もあるでしょう。そのため、パンク修理をしたタイヤを使用する際は、注意してください。
パンク修理をしたタイヤは、耐久性は落ちてしまいますが、一般道の走行は可能です。パンク修理をした場合でも、ゴムのひび割れやスリップサインが出るまでは、使用できます。ただし、劣化しやすい状態であることを、念頭に置いておく必要があります。
注意点③パンク修理できない場合は交換を検討する
パンク修理ができない場合は、タイヤ交換を検討しましょう。タイヤを交換する際は、パンクしたタイヤ1本のみを交換するのではなく、4本すべての取り換えを検討してください。
なぜなら、タイヤの種類が1本だけ異なると、走行が安定せずスリップなどのトラブルに、繋がるからです。タイヤの交換はパンク修理よりも費用がかかり、車用品店やディーラーで依頼できます。
車種によっては、左右のタイヤを揃えると、走行が安定する場合もあります。タイヤを交換する際は、専門知識を持つスタッフに確認しましょう。
パンク修理は専門店やディーラーに任せると安心!
パンク修理は、 タイヤの耐久性や安全性に大きく関わってきます。 パンク修理の値段の相場や必要な時間、修理が必要なケースなどを参考にして、適切な修理を行ってください。
タイヤから異音がする場合や、ハンドル操作が安定しない場合は、修理を検討する必要があります。パンク修理は、1,500円前後で行えることが多いため、ディーラーや専門店で依頼しましょう。
この記事のライター
M.U
システムエンジニアの経験もあり、パソコンやプログラミングも興味がある、主婦ライターです。 休日は子どもとお出かけをしたり、料理や工作をして楽しんでいます。 さまざまな知識をいかして、多くの情報を発信していきます!
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