駐車場で車をぶつけられたときの対応を解説!起こりやすい事故も紹介
駐車場で車をぶつけられたときの対応方法を解説します。ドアパンチなどの駐車場で起こりやすい事故の内容や、逃げられたときの対処法も説明!車をぶつけられたときに、警察や保険会社へ連絡することの必要性もまとめているため、チェックしてみてください。
駐車場で車をぶつけられたらどうする?
駐車場は限られたスペースに多くの車が出入りするため、接触事故の可能性が高い場所です。本記事では、駐車場で車をぶつけられたときに、どのように対応したら良いかを、詳しくまとめています。
また、加害者に逃げられた場合の対処法や、当て逃げをした際に起こりうることも解説しています。
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駐車場で起こりやすい事故
出会い頭の衝突
駐車スペースに車を入れるため、何度か切り返すことがあります。その際に、前方をよく見てないと、前を通った車と衝突するケースがあります。
同様に、車を駐車スペースから出す場合も、注意が必要です。もしかすると、前を車が通過するかもしれないという意識を持って、安全確認をすることが大切です。
バック走行中の衝突
車を切り返すときは、バック走行を何度か行います。駐車場は死角が多く間隔も狭いため、物損事故を起こす可能性も高いです。
また、通行人と接触することもあるため、しっかり後方確認をする必要があります。バックモニターを装置している車もありますが、ミラーや目視でも確認するのが基本です。
歩行者との接触事故
駐車場内で起きる事故は、物損事故だけではありません。歩行者が不意に前方や後方から、飛び出てくることもあります。
柱や壁の多い場所は、特に注意が必要です。また、出入り口に警備員が立っているのを見落として、接触事故を起こすケースも見られます。
ドアパンチ
ドアパンチとは、ドアを開けた際に隣の車にぶつけて、損傷させてしまう事故のことをいいます。特に隣のスペースとの間隔が狭いときに、起こりやすいです。
また、子供が降りるときは、大人がドアを開けてあげたり、静かにドアを開けるように注意を促しましょう。
駐車場で車をぶつけられたときの対応
相手の車の情報を記録
ぶつけられた現場に自分がいて逃げられた場合は、相手の車の情報を記録します。車のナンバーや種類、ぶつけられたときの状況など、できる限り詳しく記録した方が良いです。
手元に携帯電話があれば、ぶつかってきた車の写真を、カメラで撮っておきましょう。ナンバーの写真があれば、あとの警察による捜査で、逃走した相手を探す有力な手掛かりとなります。
目撃者や証拠の確保
車をぶつけられた場合は、加害者に損害金を請求できます。損害金の金額を決める際は、事故が発生したときの正確な状況を、確認しなければなりません。
加害者と被害者の言い分が異なることもあるため、第3者の目撃証言が有用になります。事故現場に目撃者がいれば、名前や連絡先などを聞いておくと良いです。
可能であれば、ぶつけられた状況を動画や写真で撮影しておくと、裏付ける証拠になることもあります。
刑事責任における刑罰や、民事責任における損害賠償の金額を決める際に、どのような事故状況だったのかということが重要となってきます。
その際、目撃者の証言が貴重な証拠になります。出典: www.adire.jp
警察に連絡
ぶつけられたときは、速やかに警察へ連絡をしてください。逃げられた場合はもちろん、自分がその場にいなかったとしても同様です。
なぜなら、逃げた相手があとから出頭する可能性もあるからです。警察へ届出をしていなければ、加害者が見つかっても、被害者にたどりつけません。したがって、修理代も自分で支払うことになります。
また、警察へ届出をすることで、事故証明書の取得も可能です。のちに、保険会社へ保険金の請求手続きをするときに、事故証明書が必要になります。警察へ届出をしなければ、発行されないため、注意してください。
駐車場の管理人へ連絡
駐車場で発生した事故は、管理人にも連絡します。逃げられた場合は、管理人へ目撃情報がなかったか、尋ねてみてください。
また、駐車場に設置されている防犯カメラを、確認させてもらえるか頼んでみましょう。映像に逃げた相手が映っていれば、有力な証拠となります。
保険会社へ連絡
車をぶつけられたら、修理代などを加害者側に請求できます。しかし、加害者に逃げられた場合は、相手がわかりません。そのため、自分で負担をするか、加入している保険会社を、利用することになります。
物損事故で保険金を受け取ると等級が下がり、次年度の支払金額が高くなる可能性もあります。まずは、保険会社に連絡をして、相談するのが良いでしょう。
駐車場の事故での刑罰や過失割合
当て逃げは刑罰が重くなる
相手の車にぶつけた場合も、警察へ連絡をしてください。相手には心からの謝罪をして、誠実な対応をすることが大切です。相手に不快な思いや不信感を与えると、示談交渉もスムーズにできません。
また、駐車場でぶつけてしまった際に、黙ってその場を去った場合は、当て逃げになります。警察を呼ばなかったことや、当て逃げをしたことは、道路交通法違反です。
ケースによっては、刑事罰に該当することもあります。万が一、当て逃げをしてしまったら、速やかに警察へ出頭しましょう。
駐車場で車をぶつけられたときの過失割合
駐車場で車をぶつけられたときの過失割合は、状況によって異なります。例えば、完全に停止している状態で、ぶつけられたケースでは、被害者に過失はありません。したがって、相手の過失割合が100%です。
しかし、どちらの車も動いていた場合は、過失割合の算定が複雑になります。しかも、目撃者がいなければ、非常に困難です。示談交渉がすすまなかったり、トラブルになりそうな場合は、弁護士に依頼するのも、ひとつの方法です。
駐車場で車をぶつけられたときの対応方法を確認しておこう
駐車場で車をぶつけられたときの対応は、まず警察へ連絡することが重要です。警察へ連絡をすれば、事故証明書が発行され、保険金の請求もスムーズに行えます。
また、ぶつけてしまった場合も、警察へ連絡をしてください。当て逃げは刑罰を受ける可能性があると認識して、適切な対応をしましょう。
この記事のライター
宮内直美
最新の情報や疑問に思ったことなど、調べることが好きなフリーライターです。交通事故の防止や対処法に役立つ情報を収集して、分かりやすく執筆します。
記載されている内容は※2022年3月23日 17:37:53 ※時点のものです。
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