ナンバープレートの修理方法を解説!交換方法や再交付についても
ナンバープレートの修理方法を紹介します。交通事故などで車をぶつけてしまい、ナンバープレートを破損、または変形させた場合の対処方法を解説!ナンバープレートの交換方法や、業者に修理を依頼する場合の費用など、実際にどれくらいかかるのかを詳しく説明します。
目次
ナンバープレートの修理や交換にかかる費用を解説!
知らないうちにナンバープレートが曲がっていて、いつ破損したのかも気づかなということはよくあります。しかし、破損や変形したままでいることは法律違反になる可能性もあります。
修理や交換した時にかかる費用や、判断基準を紹介しましょう。気づかなかったでは済まされないことなので、費用について確認してください。
ナンバープレートの役割と種類
自動車、バイク、公道を走る車両には必ずナンバープレートが付けられています。取り付ける理由、種類とその役割についても紹介します。
ナンバープレートとは?
ナンバープレートは、個々の車両を識別するための役割があります。公道を走らせる時には必ず取り付ける義務があり、犯罪や事故への迅速な対応にも役立ちます。
破損や変形をしたまま放置していると、法律違反となるため、変形や破損を発見次第対応をするようにしましょう。
ナンバープレートの種類と材質
普通自動車・小型自動車(二輪を除く) 大型特殊自動車 | 自動車登録番号 |
---|---|
軽自動車 排気量250ccを超えるバイク | 車両番号標 |
原動機付自転車 トラクター・小型特殊自動車 | 課税標識 |
ナンバープレートは、車両の種類や用途によって色やサイズが異なります。道路運送車両法によって種類と呼び方が決められています。
自家用車や事業用でも色が違い、軽自動車の場合は自家用(レンタカーを含む)と事業用で異なります。自家用の場合は黄色地に黒文字、事業用は黒地に黄色です。普通自動車などは自家用が白地に緑文字、事業用が緑地に白文字です。
大きさは大型・中型・小型の3種類があり、それぞれ指定された車両に取り付けられます。ナンバープレートは一般的なアルミ材とは異なり、専用のアルミ材となっています。
ナンバープレートの表示は義務
自動車登録番号標交付代行者から交付を受けた自動車登録番号標及びこれに記載された自動車登録番号を見やすいように表示しなければ、運行の用に供してはならない (対象 登録自動車) 。
出典: www.mlit.go.jp
ナンバープレートは義務であることは分かったと思いますが、所持しているだけではいけません。見やすく表示することが義務化されています。
カバーを装着したり、全ての文字が判読できない、回転させて付けたり折り返すなどは義務違反となります。表示位置に対しても細かな指定があるので、違反とならないように取り付けるようにしましょう。
ナンバープレートが修理できるかの判断基準
ナンバープレートは小さなものです、衝突などの原因によっては修理が難しいこともあり得ます。修理が可能であるかの判断基準とは、どのようなものなのでしょうか?
判断基準①プレートが錆びている場合
ナンバープレートはきちんと見える形で表示しなくてはいけません。錆びなどによって、一部分でも表示が見にくい箇所があれば修理ができず、交換をすることになります。もし、錆び落としなどで錆びが落ちる状態であれば、錆び落としをしてから修理しましょう。
判断基準②プレートが変形している場合
変形したままのナンバープレートをそのまま使っていると、法律違反になります。変形をしている場合には、全ての文字が判別できれば問題ありません。判別ができないほどの変形の場合には修理ができないと判断します。
ナンバープレートが破損した場合の修理方法
ナンバープレートが破損し、修理をする場合にはいくつかの方法があります。修理が必要な場合の方法について紹介します。
修理方法①業者に修理を依頼する
ナンバープレートの修理は板金業者に依頼することが可能です。板金業者に依頼する時に注意してほしいのが、破損状況によってはキレイに修理ができない場合もあります。
対応できない場合でも、交換を代理で行ってくれる業者もいます。依頼する時は、交換も含めて対応してくれる業者を選びましょう。
修理方法②自分で修理する
自分で修理をすることも可能ですが、フロンドのナンバーのみが可能です。リアは取り外せないように封印がされています。リア部分を外す必要がある場合、指定の業者を探して依頼するようになります。自分では取り外さないでください。
ナンバープレートの修理費用の目安
板金工場などで修理する場合 | 約3,000円 |
---|---|
自分で修理する場合 | 無料 |
リアのナンバープレートを修理する場合 | 約3,000円 |
ナンバープレートの修理は、板金工場フロント・リアそれぞれ約3,000円程度で行えます。自分で行う場合は費用はかかりません。やり過ぎると壊してしまう可能性もあるので、自分で行う時には注意が必要です。
リアのプレートは、自分で外すことができないように封印されています。必ず、陸運支局または指定板金工場などへ依頼をするようにしましょう。
ナンバープレートは修理ではなく交換も可能
ナンバープレートが修理できない状態や、新しくした方が良いと判断した時には交換も可能です。交換方法について説明します。
普通車のナンバープレートを交換する方法
- 必要書類を準備して陸運局(陸運支局)へ向かう
- 窓口にある申請用紙に必要事項を記入する
- 登録手数料(印紙)で購入する
- 旧ナンバープレートを返却
- 申請書類を提出し、新しい車検証を取得
- ナンバー交付窓口にて新しいナンバープレート代を支払いナンバープレートを購入
- ナンバープレート取り付け
普通車・軽自動車どちらでも、陸運局(陸運支局)での交換となります。普通車のリア部分のナンバープレートは封印がされるため、自分では取り付けができません。プレートを交付した者が封印をすることになります。
変更手続きはディーラーや販売店、修理工場などでも行うことが可能です。依頼した際には、手数料がかかります。
軽自動車のナンバープレートを交換する方法
- 該当自動車
- 印鑑
- 字光式自動車登録番号標交付願(希望者)
陸運局(陸運支局)に行く際に必要な書類などは、上記の通りです。交換の手順は普通車と変わりはありません。軽自動車の場合は封印がないので、自分でナンバープレートを取り付けることが可能です。
図柄ナンバーへの変更や、字光式自動車登録番号標( 字光式ナンバープレート )にする場合は即日交付はできません。1週間から10日程度かかります。事前に申請を行う必要があります。
再交付にかかる費用
通常ナンバー | 約1,500~2,000円 |
---|---|
図柄ナンバー | 約7,000~9,200円 |
字光式ナンバープレート | 約3,000~6,800円 (字光式ナンバーキット:3,000~40,000円) |
1組の値段となります。なお、字光式プレートを希望する場合には、別途照明器具代金が必要になります。業者で取付の場合には別途取り付け費等などが必要です。地域によっても価格は異なるので、事前に陸運局のHPなどにて金額を確認しておきましょう。
ナンバープレートの修理は板金業者がおすすめ
ナンバープレートの修理が必要な場合の方法、交換をする際の手順などについて紹介しました。小さなものなので、気づかないうちに傷ついていることもありますが、そのままにしておくと法律違反になります。
破損を確認次第、対応することが必要なので、どのような対応が良いのかを確認し、適切な対応を行いましょう。
この記事のライター
サトミオリ
自分の経験も基に、お悩みを解決できるお手伝いをさせていただきます。
記載されている内容は※2022年3月4日 10:31:37 ※時点のものです。
現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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