信号無視で後日呼び出しになることはある?判断基準についても解説

信号無視で後日呼び出しになる場合を解説します。車で信号無視扱いになる判断基準について解説!赤信号や黄色信号など、どういった場合に信号無視になるか参考にしてください。事故につながるような後日呼び出しされるケースについてもまとめています。

信号無視で後日呼び出しになることはある?判断基準についても解説

目次

  1. 信号無視での後日呼び出しについて解説
  2. 信号無視の判断基準は?
  3. 信号無視で後日呼び出しになるケース
  4. 信号無視で後日呼び出しになるケースは少ないが注意は必要!

信号無視での後日呼び出しについて解説

赤色で点灯する信号
monajain Unsplash

交通違反は現行犯で検挙されるイメージがあるかもしれません。実は必ずしも現行犯とは限らず、後日呼びされる違反もいくつかあります。その中で、信号無視が後日呼び出しされるかについて確認しましょう。

信号無視に該当する違反行為や、後日呼び出しになるケースについてまとめています。赤信号だけでなく、黄色信号に関する注意点についても解説しているので参考にしてください。

信号無視の判断基準は?

判断基準①赤信号のとき

点灯する赤信号
hermez777 Unsplash

信号無視の基準を確認しましょう。まず、赤信号ですが、この状態で通行すると違反になります。また、車はもちろんですが、歩行者も違反になるので渡らないようにしましょう。

一部例外が規定されており、交差点ですでに右折又は左折している車両等は進行できます。ただし、この状態でも青信号で進行できる車等がある場合は妨害禁止です。その他に、停止線を超えて進行すると信号無視になるので注意しましょう。

判断基準②黄色信号のとき

黄色に点灯する信号
Hans

黄色信号は判断が難しくなります。黄色信号は、青から黄色に変わる場合と交差点に入ってからで判断が異なるのです。信号無視となるのは、青から黄色に変わった後に交差点に入った場合になります

青から黄色に変わる前に交差点に入った場合は、信号無視にならないので覚えておきましょう。そして、安全に車を停止させられない場合は進行しても、信号無視になりません。

判断基準③点滅信号のとき

道路に設置された信号機
Alexas_Fotos

信号機には点滅信号のものがあります。この点滅信号は、赤色と黄色があり、それぞれ意味が異なるので覚えておきましょう。赤色の点滅信号は、停止位置で一時停止してください。歩行者の場合は、他の交通に注意して進行しましょう。

黄色の点滅信号は、他の交通に注意して進行してください。つまり、赤色の点滅信号は一時停止が必須で、黄色は注意して進行する形です

信号無視で後日呼び出しになるケース

車のドライブレコーダーに記録が残っていた場合

車のメーター
chuttersnap Unsplash

信号無視で後日呼び出しされるケースを紹介します。前提として、後日呼び出されることは非常に少ないです。基本的に現行犯で検挙することが多く、立証や警察の負担が大きいことが関係しています。

しかし、信号無視をした際に後続車などのドライブレコーダーに映像が残っている場合は、後日呼び出されることがあるのです。映像は非常に重要な証拠であり、スマートフォンなどで撮影されたものも該当します。

事故を引き起こす危険な運転とみなされて通報された場合

車に違反切符を貼る人
raecaspar Unsplash

ドライブレコーダーやカメラの映像以外に、危険運転を目撃されて通報された場合も、後日呼び出されることがあります。信号無視で交通事故が起きていなくても、悪質な運転は警察が調査することがあるのです

社会的な反響が大きい場合

交通事故を起こした車
jsptoa

近年増えているのは、社会的な反響を考慮して、後日呼び出しされるパターンです。SNSや動画投稿サイトの炎上から、警察が捜査に乗り出る形も増えており、現行犯ではなくても検挙されます

特に自分で違反行為を動画投稿サイトにアップする人が多くなっており、いたずらでは済まされない事例も多いです。危険運転には十分に注意しましょう。

信号無視で後日呼び出しになるケースは少ないが注意は必要!

歩行者用の信号機
Darius Krause Pexels

信号無視で後日呼び出しになる事例について解説しました。後日の呼び出しは少ないですが、ドライブレコーダーやスマホカメラが普及した現代では、違反行為を誰かに撮られている可能性は十分にあります。

大切なことは安全運転をし、信号無視をしないようにすることです。もし、警察から呼び出しを受けた場合は素直に応じて対応しましょう。

浅倉恭介

この記事のライター

浅倉恭介

記載されている内容は※2022年1月14日 12:17:38 ※時点のものです。

現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

この記事へコメントしてみる

※コメントは承認後に公開されます
コメント投稿ありがとうございます。
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。

関連記事

スピード違反の点数は?免許停止・免許取り消しや反則金・罰金などを解説

本記事では、スピード違反についての正しい知識をご紹介しています。違反点数の仕組みや免許停止(免停)・免許取り消し(免取)など、交通違反についてもっと知りたいと思う方はもちろん、より安全な運転技術を身に付けたい方にもおすすめの内容となっております。

免停通知が届かない場合の対処法は?免停になる違反点数や免停期間も解説

いくら待っても免停通知が届かない場合、どこに問い合わせればよいかご存知でしょうか。この記事では、免停通知が届かない場合の対処方法や、送られてくる通知書の種類などについて解説しています。免停通知に関して疑問のある方はぜひご一読ください。

オービスを光らせた時の通知は何日後に来る?その後の流れも解説

本記事では、オービスの仕組みやオービスによって撮影されたあとの通知について解説しています。また、通知が届いた後の手続きなどについても詳細に記載しています。オービスを光らせてしまった経験のある方や、正しい運転の知識を身に付けたい方におすすめの記事です。

無免許運転の欠格期間はどのくらい?罰則や違反点数と再取得方法

自動車を無免許で運転するとどのような罰則があるのでしょうか。この記事では、無免許運転をした場合に科される罰則や違反点数、免許取り消しの欠格期間のほか、無免許運転となる具体的な状況などについて紹介します。ドライバーの方はぜひ一度この記事をお読みください。

ゴールド免許で事故を起こすとどうなる?処分内容や再取得の条件も

ゴールド免許を持つ人が事故を起こした場合に、どのようになるのか紹介します。事故を起こした際にゴールド免許がどのようになるのか解説!人身事故、違反によってゴールド免許が継続されるのか、更新されるのか、再取得の場合の条件などについて説明します。

高速道路で追突事故が発生した場合の過失割合は?事故を防ぐ注意点も

高速道路で追突事故が発生した場合の過失割合について説明します。高速道路で車を停車し、渋滞を引き起こして事故になった時の、過失割合についても解説!高速道路で追突事故を起こさないための注意点や義務、禁止事項について紹介します。

風邪薬を飲んだ後に運転すると違反になる?服用するときの注意点も解説

風邪薬を飲んだ後は運転できるのか、道路交通法をもとに解説します。また道路交通法に違反した際の罰則や、風邪薬に含まれる眠気などの副作用も紹介。風邪薬を飲んだら何時間後に運転できるのかも説明するので、ぜひ参考にしてみてください。

あおり運転は暴行罪になる?処罰対象になる違反や逮捕された際の流れも

あおり運転は暴行罪になるのか解説しました。どのような違反が処罰対象になるのか、またあおり運転が原因の事故で逮捕された場合の流れついてもまとめています。あおり運転がなぜ暴行罪になるのかも詳しく解説しているので、自動車を運転する際の参考にしてください。

免許取り消しの流れを解説!再取得の方法や欠格期間についても

さまざまな交通違反により、免許取り消しになった場合の流れについて紹介します。免許取り消しの意味と、違反や処分の内容、点数による欠格期間などについて解説!違反をして、処分を受けた後の免許再取得までの流れと方法についても詳しく説明します。

飲酒運転の同乗者も罪になる?刑事処分と行政処分の違いも解説!

飲酒運転の車両に同乗している人の処分について紹介します。運転手が飲酒して運転していた場合の罪や、免許を持つ同乗者の処分なども解説。また、飲酒運転の種類や定義についてもまとめているので、飲酒運転の刑事処分や行政処分を調べる際の参考にしてください。

交通ルールの人気記事

よく読まれている記事