追突事故が起こる原因を解説!事故を防ぐための対策も紹介!
追突事故が怒る原因について解説します。交通事故の中で多い事故形態である追突事故の対策を紹介!事故の原因である脇見や渋滞、過信やスピードの出しすぎなどについてまとめています。車を運転する上で起きやすい事故として、その原因を参考にして対策してください。
追突事故の原因と対策を解説
車を運転する中では、さまざまな交通事故を起こしたり、巻き込まれたりする可能性があります。その中で発生件数の多い、追突事故の原因について確認しましょう。
追突事故は自分はもちろんですが、事故の被害者になる可能性もあり、むちうちや椎間板ヘルニアの原因になる危険な事案です。自分がそういった事故の加害者にならないように、どういった対策を取ればいいのか、参考にしてください。
追突事故の原因とは?
原因①動静不注視
追突事故の原因はいくつか挙げられます。前の車の動きをよく見てないことで、追突事故がおきることがあるのです。
これは動静不注視と言われる行為で、相手の車両の存在は確認していたのに、事故を起こしてしまった状態です。相手の車がどのように動くか注意するのを怠っており、気の緩みや油断が原因になります。
相手が自分の車を避けてくれる、と考えるような行為も動静不注視に該当する行為です。別の言い方では「だろう運転」とも表現される行為で、相手任せにしてしまったことで追突事故が起きるので、十分に注意しましょう。
原因②前方不注意
前方不注意も追突事故の原因になります。脇見運転とも呼ばれる行為ですが、スマホやカーナビなどを確認していて、前方から視線を外してしまった状態です。
考え事や荷物を取ろうとするような、ながら運転も前方不注意に該当します。ほんの一瞬と思っていても、脇見は大きな事故の原因になります。渋滞中なども脇見をしやすい状態なので、運転中は前方から視線を外さないようにしましょう。
原因③漫然運転
漫然運転も追突事故の原因として注意しましょう。漫然運転というのは、注意力や集中力が低下した状態で運転することです。疲れが溜まっていたり、話に夢中になっている状態が該当します。
自分では注意して運転しているつもりでも、信号や歩行者、他の車などを意識できていない状態です。つい考え事をしてしまうタイプや、睡眠不足、疲労が溜まっている状態では漫然運転になりやすいです。また、高速道路などの単調な運転も注意してください。
原因④その他
その他の原因として、スピードの出しすぎや自分の運転能力を過信し過ぎるのも追突事故に関係します。ブレーキを踏んでも車がすぐに止まれないようなスピードを出すのは、危険な事故を起こす理由です。
昨今、ニュースでもよく取り上げられる、あおり運転や車間距離の詰めすぎも注意しましょう。渋滞や友人を乗せての運転は、追突事故につながりやすい状態です。自分の運転を過信せず、安全運転を意識しましょう。
追突事故を防ぐための対策
対策①早めにライトを点灯する
追突事故の対策を確認しましょう。おすすめの対策は、早めのライト点灯です。特に夕暮れ時は視覚機能が低下するので、早めにライトを点灯しておきましょう。自分はもちろんですが追突されることを防ぐ効果もあります。
季節によって暗くなる時間帯は異なりますが、16時頃からライトを点灯するのがおすすめです。ライトが点灯していると、前方の車が自車の存在を確認しやすくなるので、気持ち早めに行いましょう。
対策②車間距離をしっかり取る
追突事故対策として、車間距離をしっかりと取りましょう。渋滞などで車間距離を極端に詰める人もいますが、前方の車が急に止まると追突する原因になります。
高速道路ではスピードを出しすぎて車間距離が詰まると、大きな事故になります。どちらも車間距離をしっかりと開けていれば、事故を防げたはずです。適切な車間距離は車のスピードが大きく関係します。時速40キロであれば、ブレーキをかけて止まれるのは22メートル先です。
こういった車のスピードと停止距離をよく考えて、車間距離を開けましょう。時速100キロを超えると、制動距離は112メートルにもなるので、高速道路の運転はさらに気をつけてください。
対策③運転に集中する
車を運転するときは、余計な要素は排除するのが理想です。音楽をかけたり、同乗者との会話に夢中になるのはできるだけ避けましょう。適度な音楽や会話は単調な運転を和らげてくれますが、夢中になるのは危険です。
道路状況に応じて、運転に専念するときは音楽や会話を控えてください。また、速度も上げすぎないようにし、前方の車の様子を確認しながら安全運転を心がけましょう。特に初心者は慣れるまで、運転に集中するようにしてください。
対策④早めにブレーキを踏む
追突事故の対策として、早めのブレーキもおすすめです。これは自分が前方の車に追突するのを防ぐだけでなく、後続車に注意を促す効果があります。細かなポンピングブレーキによって、後続車も速度を落としながら停止してくれるのです。
自分の前方に大型トラックがあるような時は、何が起こるかわからない状態です。前方が見えにくいため、自身が急ブレーキをかける可能性があります。
そのときに、後続車がスピードを出していると追突されるので、ポンピングブレーキで後続車の速度を下げさせるのも大切です。このようにブレーキは、追突事故を防ぐために有効活用できるので、事故対策のためにうまく使いましょう。
対策⑤発進時は前の車の動きを確認
信号待ちで停車しているときに、信号が切り替わった段階でいきなりスピードを上げるのはやめましょう。発進時は前の車の動きを確認し、ゆっくりとスピードを上げてください。
特にAT車は、ブレーキから足を離すだけでクリープ現象が起き、ゆっくりと前進します。渋滞で混雑していたり、ちょっとした脇見をしたりすることで、追突する原因になるのです。
信号が切り替わったからといって、いきなりブレーキを離してアクセルを踏むのではなく、前の車との車間距離を考えながら、ゆっくりと発進しましょう。
追突事故の原因を知って事故を防ごう
追突事故の原因について解説しました。追突事故は動静不注視や前方不注意などが原因で起きます。自分はもちろんですが、後続車に追突されないために、車間距離やブレーキを有効活用してください。
事故の中でも、追突事故は割合が多いので十分に注意が必要です。高速道路や渋滞では普段よりもさらに気をつけて、脇見などはしないで運転に集中しましょう。
この記事のライター
浅倉恭介
記載されている内容は※2022年1月25日 11:13:43 ※時点のものです。
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