腰の痛みには、突然起こる「ぎっくり腰」のような急性タイプと、何度も繰り返す慢性的なタイプがあります。さらに、腰の痛みの背景には、内臓の病気など身体内部の異常が関係しているケースもあり、その原因は非常に多様です。 ⸻ ■ 姿勢の乱れ 長時間にわたり体に負担のかかる不自然な姿勢を続けていると、腰部にストレスがかかり、周辺の筋肉が弱ってくることがあります。その結果として、腰の痛みが引き起こされる場合があります。 ⸻ ■ 運動の欠如 腰痛を抱える人の多くは、腰の周りの筋肉がこわばっていたり、過度に緊張している状態です。そうした筋肉を柔らかくするような適度な運動をしないまま放置していると、痛みが慢性化しやすく、回復にも時間がかかる傾向があります。 ⸻ ■ 心のストレス 心配事や精神的なプレッシャーを抱えた状態で重い物を持ったりすると、精神的に安定しているときよりも腰に大きな負荷がかかりやすいとされています。また、痛みを無理に我慢し続けること自体がストレスとなり、結果的に腰痛が慢性化する要因にもなります。さらに一部では、うつ症状と腰痛の間に相関関係があることも指摘されています。
通勤中や仕事中のケガや事故は、原則として労災保険の対象になります。 交通事故では特に**頚椎捻挫（むち打ち症）**がよく見られ、首や肩の痛みに加えて、頭痛・吐き気・めまいなどを伴うことがあります。症状が長引いたり、後遺症が残るケースも少なくありません。中には、事故の直後ではなく、数日後に痛みが出る場合もあります。 労災保険とは、通勤や業務に関連するケガや病気に対して、必要な補償を行う制度です。 必要な書類をご用意いただければ、窓口での支払いは不要です。ただし、書類がそろうまでは、いったん自己負担でご精算いただく必要がありますので、ご了承ください。 少しでも違和感がある場合は、できるだけ早めに受診されることをおすすめします。早期対応が、その後の回復に大きく影響します。
